英NHS緊急開腹手術の「治療の質改善プログラム」は無力
Effectiveness of a national quality improvement programme to improve survival after emergency abdominal surgery (EPOCH): a stepped-wedge cluster-randomised trial
背景
緊急開腹手術は患者の転帰不良と関連している。University of Southern CaliforniaのPedenら(EPOCH)は、患者の生存率改善を目的としたケアパスを実行するために英NHS病院で実施されたnational quality improvement(QI)プログラムの有効性を検討した(n=15,873)。一次アウトカム評価指標は、手術後90日以内死亡である。
結論
導入されたQIプログラムに生存率効果は認められなかった。
評価
このプログラムの治療の質改善ポイントは、意思決定への上級医の関与、術前リスク評価の徹底、術中の上級医の監視、術後のICU転送等というもっともなものだったが、「時間も人手も足りず実行できにくかった」ということだったという。


