性別・年齢別のグローバル死亡率・平均余命をアップデート:GBD 2017
Global, regional, and national age-sex-specific mortality and life expectancy, 1950-2017: a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2017
背景
Lancet誌がサポートするGBD研究が2017版にアップデートされた。Institute for Health Metrics and EvaluationのMurrayら(GBD 2017 Mortality Collaborators)は、1950〜2017年の195ヶ国死亡データを元にGBD 2017を作成・解析し、年齢・性別平均余命等の報告を行なっている。
結論
1950〜2017年の平均余命は男性では48.1歳から70.5歳に、女性では52.9歳から75.6歳に延びた。中央アフリカ共和国の男性は49.1歳、シンガポールの女性は87.6歳と地域差が大きかった。5歳以下死亡率は1950年の216.0/1000から2017年では38.9/1000と世界的に大きく低下したが、2017年には540万人の5歳以下児が死亡していた。1950〜2017年の男女の平均余命の差はグローバルレベルでは安定していたが、中央ヨーロッパ・東ヨーロッパ・中央アジアでは常に大きく、南アジアでは小さかった。
評価
GDB 2016(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28919116)から人口推定や統計手法が変更され、平均余命と年齢別死亡率に大きな変化があった。同グループは、特に後者には「remarkably complex patterns」がある、としている。


