「胎動低減」ケアパッケージは無益
Awareness of fetal movements and care package to reduce fetal mortality (AFFIRM): a stepped wedge, cluster-randomised trial

カテゴリー
Top Journal
ジャーナル名
The Lancet
年月
November 2018
392
開始ページ
1629

背景

胎動低減(RFM)への気づきとケアにより死産を減らせるという見方があるが、その基礎となったRCTには疑問の余地がある。英Tommy's Centre for Maternal and Fetal HealthのNormanら(AFFIRM)は、37病院409,175件の妊娠を対象として、RFMケアパッケージ導入の効果を検証するRCTを行った(対照:パッケージ不使用)。一次アウトカムは死産である。

結論

RFMケアパッケージ導入には、一次アウトカム効果はなかった。

評価

一応「有益」とされている方針を再確認するために行われた非常に注意深いRCTであり、主流となりつつあった見方を覆した。誘導分娩・帝王切開も増えたという。著者らは、この結果がここで使用されたRFMケアパッケージの有効性を否定したものであることを強調しており、よりよい方法論がありえることを否定していない。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(Top Journal)

The New England Journal of Medicine(NEJM)、The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Nature、Nature Medicine、Science、Science Translational Medicine、Cell