コペプチンによる尿崩症診断法を確定
A Copeptin-Based Approach in the Diagnosis of Diabetes Insipidus
背景
アルギニンバソプレシン(AVP)前駆体由来のコペプチンは、尿崩症診断への利用が期待されてきた。ドイツUniversity of LeipzigのFenskeらは、低張多尿症患者156名を対象として、血漿コぺプチン測定の精度を、水制限下(IWD)と高張食塩水静注(HSI)条件で比較した。一次アウトカムは、最終参照診断との比較における両試験の精度である。
結論
最終診断は、原発性多飲症(57%)・中枢性尿崩症(41%)・腎性尿崩症(2%)であった。IWDの精度は76.6%、HSIの精度は96.5%であった。HSIにより、原発性多飲症と部分型中枢性尿崩症も正確に鑑別された。IWDで重篤有害事象が1件発生した。
評価
この領域をけん引してきた(http://press.endocrine.org/doi/10.1210/jc.2014-4507)グループによる、ほぼ最終的な多施設研究報告である。患者も多くが高張食塩水静注法を選好したという。ゴールドスタンダードとなりえる。


