オピオイドクライシスに心身療法で対処
Mind-Body Therapies for Opioid-Treated Pain: A Systematic Review and Meta-analysis
背景
アメリカのオピオイドクライシスは深刻だが、心身療法(MBT)は疼痛やオピオイド関連アウトカムに有効か。University of UtahのGarlandらは、この問題を検討した60 RCT論文(n=6,404)のシステマティックレビュー・メタ解析を行なった。一次アウトカムは疼痛強度である。
結論
全体としてMBTに一次アウトカム効果が認められた(Cohen d=−0.51)。またオピオイド用量の低減もみられた(Cohen d=−0.26)。 瞑想・催眠療法・暗示療法・認知行動療法の効果幅が中等度以上で、その他のMBTモードの効果は小さかった。
評価
有効なら望ましい非薬物的心身アプローチの有効性を初めて担保するメタアナリシスである。ここでの対象は成人だが、小児疼痛管理でも有効というレビューがある(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5483625/)。