LSS患者への硬膜外ステロイドにPTを追加
Effectiveness of Physical Therapy Combined With Epidural Steroid Injection for Individuals With Lumbar Spinal Stenosis: A Randomized Parallel-Group Trial
背景
腰部脊柱管狭窄症(LSS)患者への理学療法(PT)は、腰部硬膜外ステロイド注入単独治療より患者アウトカムを改善するか。Regis UniversityのHammerichらは、LSS患者54名を対象としてこれを検証するRCTを行なった。患者を各10週1-3回のステロイド注入と教育のみを受けるESI群と8-10回のPTを追加するESI+PT群に割付けた。アウトカムは、10週・6ヶ月・1年後の障害度・疼痛・HRQOLである。
結論
ESIのみと比べESI+PTは、障害度(Oswestry Disability Index)に有意差がなかったが、10週でのHRQOL(36-Item Short Form Health Survey)においては心理機能・良好心理状態・一般的健康認知で有意差があった。
評価
LSSへの運動療法の有効性に関するエビデンスはまだ十分ではないが、近年その有効性に関する報告も増えつつある(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30986577)。体を動かすことが精神面に与える影響は大きい。


