むち打ち症へのストレス免疫化訓練(SIT)の有効性を示唆
Physiotherapist-delivered stress inoculation training integrated with exercise versus physiotherapy exercise alone for acute whiplash-associated disorder (StressModex): a randomised controlled trial of a combined psychological/physical intervention

カテゴリー
整形外科・理学療法
ジャーナル名
British Journal of Sports Medicine
年月
January 2019
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開始ページ
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背景

急性むち打ち損傷(外傷性頸部症候群[whiplash-associated disorders: WAD])治療には決め手がない。オーストラリアThe University of QueenslandのSterlingら(StressModEx)は、4週未満の中等度症状WAD患者108名を対象として、理学療法士によるストレス免疫化訓練(stress inoculation training: SIT)と運動療法の併用と運動療法単独の有効性を比較検証する6週・10セッションのRCTを行った。一次アウトカムは、試験終了時・6ヶ月・12ヶ月でのNeck Disability Indexによる疼痛障害である。

結論

SIT・運動療法併用の一次アウトカム効果を認めた。フォローアップ全時点で疼痛は軽減した(平均差は、6週:−10、6ヶ月:−7.8、12ヶ月:−10.1)。

評価

ストレスに耐える力をつけるSITは認知行動療法の有力な一手法だが、WADに対する試みはこれが初めてである。追試が期待される。

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取り上げる主なジャーナル(整形外科・理学療法)

Physical Therapy