施設内心臓リハ後患者に活動量計をつけてもらう
Effects of a 12-week mHealth program on peak VO2 and physical activity patterns after completing cardiac rehabilitation: A randomized controlled trial
背景
施設での心臓リハビリテーション(CR)終了後患者の運動モチベーションを維持するのは困難である。Duke UniversityのDuschaらは、CR終了後患者25名を対象として、12週のmHealthプログラム(活動量計+バーチャルコーチング)の効果を通常ケアと比較するパイロットRCTを行なった。
結論
mHealthプログラムで施設CR後患者のpeak VO2が増した(4.7%)一方、通常ケアでは8.5%減少した(差は有意)。また、mHealthで身体活動性が増した一方、通常ケアでは身体活動性が低下した。
評価
パイロット試験ではあるが、活動量計のCR後の患者への効果を検討した研究は初めてである。装着することで運動量が見える化され、モチベーションが維持できるものとみられる。