低医療資源環境下の新生児蘇生にラリンジアルマスクは使えるか
A Randomized Trial of Laryngeal Mask Airway in Neonatal Resuscitation

カテゴリー
看護・母子医学
ジャーナル名
The New England Journal of Medicine
年月
November 2020
383
開始ページ
2138

背景

国際ガイドラインは出生時仮死にカフレスラリンジアルマスク(LMA)使用を示唆しているが、低所得国環境でのその有益性は確認されていない。スウェーデンKarolinska InstitutetのHookらは、ウガンダでの要陽圧換気新生児を対象としてLMA換気(n=563)とフェイスマスク換気(n=591)の有効性・安全性を比較する第3相試験を行った。一次アウトカムは、7日以内の死亡と入院1〜5日目の中等〜重症低酸素性虚血性脳症によるNICU入室の複合である。

結論

LMAのフェイスマスクに対する一次アウトカム優位を認めなかった。有害事象発生頻度に差はなかった。

評価

先進国環境では主に医師が行う行為であり、一定の有益性を示している(https://www.jpeds.com/article/S0022-3476(15)00435-7/fulltext)。このウガンダでの検証は助産婦による介入で、明確な優越性は示せなかった。著者らは、非劣性であることは確からしい、と述べている。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(看護・母子医学)

Oncology Nursing Forum, International Journal of Nursing Studies