下肢関節置換術後ケアの高度介護施設での実施に包括支払モデルを導入
Association of Skilled Nursing Facility Participation in a Bundled Payment Model With Institutional Spending for Joint Replacement Surgery

カテゴリー
看護・母子医学
ジャーナル名
The Journal of the American Medical Association
年月
November 2020
324
開始ページ
1869

背景

アメリカでは医療費の包括支払モデルが主流化されてきているが、病院ベースである。Harvard T.H. Chan School of Public HealthのBarnettらは、下肢関節置換術(LEJR)を受けるメディケア受給者に対し、高度介護施設(Skilled Nursing Facility: SNF)用モデル(Bundled Payments for Care Improvement: BPCI3)を導入することの効果を検証する調査を行った(n=80,648)。主要アウトカム・指標は、施設支払いである。

結論

BPCI3モデル導入事例では、コントロール事例と比べ支払いが施設平均で1,008ドル減った(P<.001)。この差は、受給者1人あたりのSNF滞在日数の減少に関連していた。死亡率・90日間再入院には有意差はなかった。

評価

老人の術後ケアを高度介護施設で専門看護師が担うことを促進する制度で、2013年から実験されているという。医療保険コスト的にも有利であることを確認した。

関連するメディカルオンライン文献

大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。

(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(看護・母子医学)

Oncology Nursing Forum, International Journal of Nursing Studies