入院中の子供に対話型ロボットベアHuggable
Social Robots for Hospitalized Children
背景
介護や教育の分野で、ぬいぐるみロボットのペットロボットやソーシャルロボット(SR)などが導入されているが、入院中の小児への利用は。Boston Children’s HospitalのLoganらは、3〜10歳の入院患児54名を対象に、対話型SRテディベア(Huggable)の影響を評価した(対照:タブレットに表示されるクマのアバターまたはクマのぬいぐるみ)。SRとアバターは、インタフェース(Wizard of Oz)を介して操作され、Child Life Specialist(CLS)が子供の表情、動作、会話に応じて操作した。
結論
SRの介入は93%の児に受け入れられ、SRとの対話後、患児はよりポジティブな影響を報告した。
評価
実現可能性の制約条件は、臨床ワークフロー(の中断)と院内Wi-Fiであった、という。ただし、この研究ではCLSが別室で操作するというロボットで、AI自律型ではない。