がん看護を行なう非オンコロジーナースの必要知識と参加障壁
Using Evidence to Prepare Non-Oncology Nurses for Cancer Survivor Care
背景
がんサバイバーの増加に伴ない、がん患者看護への非オンコロジー看護師の参加が求められているが、非オンコロジーナースが癌看護に携わる際に必要な知識と参加障壁は。Duquesne UniversityのLockhartらは、がんサバイバーケアのためにに非がん専門看護師に必要な33項目の深度・重要度を評価する調査を行った(がん看護師302名、外科看護師313名)。
結論
オンコロジー看護師と外科系看護師間で、がん看護に関する知識の深度・重要度のコンセプトは同様で、ともに症状管理にフォーカスしていた。非がん専門看護師はすでに感染症などのトピックを理解するための知識ベースを持っているが、時間・知識・リソースへのアクセスが参加障壁だった。
評価
著者らは、ギャップを埋めるための教育設計が必要であると指摘している。