自宅入院(Hospital-at-home)ケアで救急入院治療を代替?
Association of a Bundled Hospital-at-Home and 30-Day Postacute Transitional Care Program With Clinical Outcomes and Patient Experiences
背景
患者の自宅で、救急(ED)入院治療と同レベルのケアをおこなうHospital-at-home(HaH)は、入院治療の代替になりうるか。Icahn School of MedicineのFedermanらは、HaH参加患者と標準入院患者を比較するケース・コントロール研究を行った(n=507、平均74.6歳、尿路感染症・市中肺炎・蜂窩織炎・うっ血性心不全等)。一次アウトカムは、急性期治療入院日数(LOS)、30日間における再入院・ED再受診、高度看護施設(SNF)へ入院、在宅医療機関への紹介等である。
結論
HaH患者は、LOSが短縮(3.2日 vs. 5.5日)し、30日間の再入院率が低下(9% vs. 16%)し、30日間のED再訪問が減少していた(6% vs. 12%)。HaH患者は、ケアおよび医師とのコミュニケーションを高評価した。有害事象はまれだった。
評価
提案されているHaHには、訪問看護師による毎日の急性ケア、医師または看護師との日常的なビデオチャット、ソーシャルワーカー訪問が含まれる。急性疾患回復後30日間、看護師とソーシャルワーカーは自己管理を支援し、医師と協働してケアを提供する。コストは高く、費用便益比の評価が必要である。