プライマリケアにおけるアルコール関連看護ケアマネジメント
Alcohol-Related Nurse Care Management in Primary Care: A Randomized Clinical Trial
背景
アルコール使用障害(AUD)をプライマリケアで管理することが推奨されているが、効果的なアプローチは。University of WashingtonのBradleyらは、プライマリケアにおける12ヶ月間のアルコール関連看護ケアマネジメントChoosing Healthier Drinking Options In primary CarE(CHOICE)介入の有効性をRCTにより検証した(n=304)。一次アウトカムは、期間中の過剰飲酒日率・二値式良好飲酒アウトカム・アルコール関連症状である。
結論
看護師によるCHOICE介入は、アルコール関連のケア増(42% vs. 26%)にもかかわらず、一次アウトカム無効であった。
評価
医師の強化ケアとカウンセラーのカウンセリングの併用によるプライマリケア介入が効果的であった、という報告があるが(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27988144)、このCHOICE試験は、看護師による介入の有効性を示せなかった。