がんサバイバーに禁煙させる
Smoking Prevalence and Management Among Cancer Survivors
背景
がんサバイバーには禁煙介入が必要である。Duke UniversityのEhrenzellerらは、喫煙継続者・禁煙成功者および成功した禁煙介入の特徴を特定するため、17文献の系統レビューを行なった。
結論
若年・女性・パートナーがいないサバイバーと、社会経済的/心理社会的支援が少ないサバイバーは、喫煙継続リスクが高かった。禁煙介入成功に特異的であったのは、ピアカウンセリング・認知行動療法・介入フレームワークの使用であった。
評価
他研究でも若年・女性サバイバーに対しては禁煙介入が特に必要であることが示されている(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26820142、https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27314186)。がんサバイバー特異的な禁煙介入の方法論の確立が必要である。