がんサバイバーに禁煙させる
Smoking Prevalence and Management Among Cancer Survivors

カテゴリー
看護・母子医学
ジャーナル名
Oncology Nursing Forum
年月
January 2018
45
開始ページ
55

背景

がんサバイバーには禁煙介入が必要である。Duke UniversityのEhrenzellerらは、喫煙継続者・禁煙成功者および成功した禁煙介入の特徴を特定するため、17文献の系統レビューを行なった。

結論

若年・女性・パートナーがいないサバイバーと、社会経済的/心理社会的支援が少ないサバイバーは、喫煙継続リスクが高かった。禁煙介入成功に特異的であったのは、ピアカウンセリング・認知行動療法・介入フレームワークの使用であった。

評価

他研究でも若年・女性サバイバーに対しては禁煙介入が特に必要であることが示されている(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26820142、https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27314186)。がんサバイバー特異的な禁煙介入の方法論の確立が必要である。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(看護・母子医学)

Oncology Nursing Forum, International Journal of Nursing Studies