大麻曝露はやはり妊婦に有害
Cannabis Exposure and Adverse Pregnancy Outcomes Related to Placental Function
背景
アメリカで大麻使用が激増しており、特に青少年や妊婦へのリスク評価が急務となっている。
アメリカUniversity of UtahのMetzらは、Nulliparous Pregnancy Outcomes Study: Monitoring Mothers-to-Beコホートの妊娠転帰データおよび尿サンプルの薬物アッセイ・分析により、この問題を検討した(n=9,257)。
複合一次アウトカムは、在胎不当過小、早産・死産・妊娠高血圧症・新生児死亡である。
結論
大麻曝露のある妊婦での一次アウトカム発生リスク増を認めた(25.9% vs. 17.4%, 調整後相対リスク 1.27)。
このリスクは、妊娠第1期を超えた大麻の継続使用があった妊婦で高かった(調整後相対リスク 1.32)。
評価
「無害」報告もある調査困難なテーマだが、最大規模の実測調査により有害となる結果を確認した。現在、大麻製剤には、より多量のTHCが含まれる傾向にあり、妊婦に無害という見解は成り立ちがたい。同様に、青少年への影響も大きな問題である。


