高付加価値「流動食」の生産を拡大、液状濃厚流動食「リカバリーK5」を新発売

ニュートリー株式会社
2021年9月1日

栄養療法食品を開発・製造・販売するニュートリー株式会社(本社:三重県四日市市、代表取締役社長 川口晋、以下、ニュートリー)は、高齢化によって経管栄養法などの栄養療法を必要とする方の増加と流動食ニーズ増大に対応する目的で、高付加価値「流動食」の生産を拡大します。2024年には、現在の4.6倍となる約3,250万本の製造を目指します。
ニュートリーでは、この度、資本業務提携先のサクラ食品工業株式会社(本社:滋賀県竜王町)に、テトラ・プリズマ®ボトル※を採用した「液状濃厚流動食」の製造を新たに委託することで、主力製品の一つである高付加価値「流動食」の生産性を向上させる強固な製造体制を整え、安定的な供給の実現を目指します。
同工場の対象製品として、液状濃厚流動食「サンエットK2」300kcal、400kcal、500kcalの3種に加え、9月1日(水)「リカバリーK5」300kcal、400kcalの2種を新たに発売し、医療・介護施設に向けて出荷を開始します。
※「テトラ・プリズマ」は、テトラパックグループの登録商標です。

製品概要
■名称
液状濃厚流動食「リカバリーK5(ケーファイブ)」
■規格
300kcal/400kcal
■販売方法
販売代理店を通じ全国の病院・介護福祉施設、通信販売(https://nutri-shop.jp)

特長
・メリット1
開封しやすい便利なキャップ付きで、そのまま経口からの栄養補給が可能です。広く口あたりの良い飲み口、華やかなデザイン、手になじむフォルムが味わい深いミルクアーモンド風味を引き立て、食事としての流動食をお楽しみいただけます。また長期療養患者だけでなく、ご家族の栄養補給にもご利用いただけます。
・メリット2
移し替えが不要なため、簡便な操作で菌汚染リスクを回避でき、衛生的な栄養補給が可能です。
・メリット3
デュアルユースで使えるため、在庫管理が容易です。

経管栄養法を伴う長期療養患者のための"フルスペックの栄養組成"、たんぱく質補給にも配慮
経管栄養法を伴う長期療養患者の課題に対応するため、フルスペックの栄養組成に仕上げています。

(1)回復期や侵襲期などの栄養補給に使えるたんぱく質量(50.0g/1,000kcal)
大豆たんぱく質・乳たんぱく質を使用し、たんぱく質吸収に配慮
コラーゲン加水分解物「コラーゲンペプチド(10g/1,000kcal)」を配合
(2)「パラチノース(糖質の20%)」を配合
(3)酸性下でも乳化が壊れにくい「卵黄レシチン」の乳化力を利用、
かつ、脂質のエネルギー代謝に必要な「L-カルニチン(20mg/100kcal)」を配合
(4)「乳酸菌E.フェカリス(6,000億個/1,000kcal)」を加熱殺菌菌体で配合
(5)「ガラクトオリゴ糖」、「グァーガム分解物」を配合

1,000kcal/日程度での栄養管理を考慮し、ビタミン・ミネラルも配合※しています。
※参考:日本人の食事摂取基準(2020年版)

環境に配慮した紙製
世界で脱プラ対策が加速する中、本製品は病院・介護福祉施設で広く利用されているプラスチック製液状濃厚流動食の代替品となります。
再生可能な資源の紙を採用し、1パックあたり約70%のプラスチック削減が可能となります。
ニュートリーは環境省による「海洋プラスチックごみ」削減推進キャンペーン「プラスチック・スマート」に参加し、環境保全に取り組むことで、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、社会の課題解決に取り組んでまいります。
※詳細は掲載元をご覧ください。

企業サイトURL
https://www.nutri.co.jp/index.html
ニュース・プレスリリース
https://www.nutri.co.jp/news/detail/0002684.html

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