ドレーゲルジャパン株式会社:周術期領域においてより多くの患者様、医療従事者の方々に快適性と安全性を提供する新時代の標準麻酔器 Atlan(アトラン)シリーズを新発売。
- ドレーゲルジャパン株式会社
- 2021年3月22日
ドイツの医療および安全機器製造販売会社 Dragerwerk AG & Co. KGaA の日本法人ドレーゲルジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ホルガー・クライン)は、周術期領域において、より多くの患者様、医療従事者の方々に快適性と安全性をご提供する新時代の標準となる麻酔器 Atlanシリーズを2021年3月22日(月)から販売します。
日常の手術室における課題に対応
全身麻酔を用いた手術時の課題として、1.患者安全の確保、2.術後肺合併症の削減、3.感染予防と制御、4. サイバーセキュリティ対策 が挙げられます。
1.患者安全の確保: 昨今、患者様の安全を脅かす事故の約70%は、ユーザーのミスと医療機器の不適切な使用に基づいています*1。Atlanシリーズは、手術室の環境やニーズに応じたラインナップ(コンパクトタイプ・ラージタイプ・シーリング搭載型)を取り揃えており、また、ソフトウェアも幅広い選択肢から自由に選択可能な上、導入後に拡張ができるため、病院全体の麻酔器の標準化を実現、回避可能なミスを減らす事ができます。
2.術後肺合併症の削減: 手術患者全体の約5%が術後肺合併症(PPC)に苦しんでいる*2と言われます。Atlanは最新のピストンベンチレータを搭載し、より高精度な換気を届けます。
3.感染予防と制御:先進国の入院患者の約7%は、少なくとも1つの医療関連感染症にかかる*3と言われます。Atlanシリーズは、麻酔器の表面だけでなく機器内部へのクリーニングをより簡単にするなど、IPCに最適化されたデザインで衛生的なワークプレイスを実現、感染予防と制御を実施しやすくしました。
4.サイバーセキュリティ対策:開発段階からサイバーセキュリティが確認事項として組み込まれ、機器内ではCPUを生命維持に関連する機能とその他ネットワークを切り離した構造になっており安全性に優れています。
Atlanシリーズは、すべての患者様カテゴリー、空間要件に対応する麻酔ワークステーションのオールラウンダーです。2020年にはreddot winner 2020 best of the best賞を受賞しました。
主な特徴
1. あらゆる空間条件とニーズに柔軟に対応できる麻酔ワークステーション―ハードウェアとソフトウェアを自由に組み合わせ可能
2. 換気テクノロジー電気駆動ピストンベンチレーターの性能向上で肺保護換気に対応
3. インテリジェントな操作性と安全性のコンセプト―ユーザーインターフェースの改良と安全機能の追加により、さらなる患者安全を目指します
4. 感染予防と制御に最適化されたデザイン
5. サイバーセキュリティ対策
手術室の環境やニーズに応じたラインナップで病院全体の麻酔器の標準化につなげるAtlanシリーズ:
Atlan A300 / XL
Atlan A350 / XL
※詳細は掲載元をご覧ください。
ドレーゲルの1902年以来の麻酔器開発の実績とノウハウ
ドレーゲルは、1902年に最初の「Roth-Drager麻酔器」を開発して以来、世界中の何千もの手術室での実践的な経験だけでなく、先進的な麻酔ワークステーションの価値あるアイデアをAtlan開発に組み込みました。Atlanは、Dragerの高い信頼性と革新的な麻酔器の実績とノウハウを詰め込んだ最新麻酔器ラインナップです。
※詳細は掲載元をご覧ください。
■ドレーゲルジャパン株式会社について
ドイツの医療および安全機器製造販売会社 Dragerwerk AG & Co. KGaAの日本法人。「急性期医療のスペシャリストとして、急性期医療をより良くする」をメディカル事業部のミッションとし、医療機器(麻酔器、人工呼吸器、保育器、患者モニタ&IT、メディカルサプライや照明機器、関連アクセサリなど)を製造販売。幅広い製品ポートフォリオと高い技術力で急性期医療を全面的にサポートします。医療従事者の皆様と共に急激に変化する医療環境を見据え、患者様のQOLの向上及び、医療従事者の皆様の業務改善に貢献します。また、セイフティー事業部では、保護メガネ、呼吸用保護具、化学防護服、ガス検知警報器、アルコール・ドラッグ検知器等の安全機器を製造販売。ドレーゲル社は、生命を守るテクノロジーに特化した企業です。
※詳細は掲載元をご覧ください。
Drager. Technology for Life
Dragerは「医療」・「安全」技術分野におけるグローバルのリーディングカンパニーです。
1889年に創業を開始し、2020年度には 約34億ユーロの収益を達成しました。ドレーゲルグループは現在190以上の国に支社を構え、15,000人以上の従業員と共に「Technology for Life -生命を守るテクノロジー」を実現するため、尽力しております。
ドレーゲル全身麻酔装置 Atlanシリーズ 30300BZX00062000
*1 ECRI TOP 5 Health Technology Hazard 2016 ECRI Institute: https://www.ecri.org/Resources/Whitepapers_and_reports/2016_Top_10_Hazards_Executive_Brief.pdf
*2 Prediction of Postoperative Pulmonary Complications in a Populations-based Surgical Cohort, Canet et al.; Anesthesiology. 2010 Dec;113(6):1338-50
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21045639
*3 Health care-associated infections Fact Sheet
WHO: http://www.who.int/gpsc/country_work/gpsc_ccisc_fact_sheet_en.pdf
【お問い合わせ先】
ドレーゲルジャパン株式会社
メディカル事業部
マーケティング
柴崎 瑞乃
mizuno.shibasaki@draeger.com
Tel 070-2262-5688
- 企業サイトURL
- https://www.draeger.com/ja_jp/Home
- ニュース・プレスリリース
- https://www.draeger.com/ja_jp/Hospital#news
最新ニュース・プレスリリース
- 【ドレーゲルジャパン株式会社】定価改定のお知らせ(消耗品・アクセサリ) (2024-09-19)
- 【ドレーゲルジャパン株式会社】ドレーゲルジャパン株式会社:生まれた瞬間から温かいケアを―開放型保育器Babyroo TN300を新発売― (2023-10-31)
- 【ドレーゲルジャパン株式会社】ドレーゲルジャパン:Babylog CPAP キットの販売を開始 (2023-06-12)
- 【ドレーゲルジャパン株式会社】ドレーゲルジャパン株式会社:周術期領域に更なる精密さと簡便性を。3D加速度センサー搭載で、簡便で使いやすく、より正確な筋弛緩モニタToFscanの販売開始。 (2022-04-22)
- 【ドレーゲルジャパン株式会社】ドレーゲルジャパン株式会社:人工呼吸治療の影響を可視化し、より安全な状態へと導く EIT 装置 「Drager PulmoVista 500 (SW1.12)」を発売 (2022-04-12)