キヤノンメディカル、スイスのMRI技術開発会社「Skope Magnetic Resonance Technologies AG」を買収

キヤノンメディカルシステムズ株式会社
2019年11月25日

キヤノンメディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市 代表取締役社長:瀧口 登志夫 以下、キヤノンメディカル)は、磁気共鳴画像診断装置(MRI装置)の画質向上技術に強みを持つSkope Magnetic Resonance Technologies AG(本社:スイス連邦/CEO:Christoph Barmet 以下、スコープ社)の発行済み全株式を取得する契約を締結し、必要な手続きを経て買収を完了しました。

スコープ社は、MRI装置の画像化に不可欠な磁場のモニタリングから画像の収集・再構成処理に至る領域で、MRI装置の画質向上に対する幅広い経験と深い知見を有しています。常にイノベーティブな技術開発に取り組み続け、MRI装置の画像化の研究に携わる研究者・物理学者や研究機関向けに、高精度な磁場モニタリングシステムや高度な画像再構成ソフトウェアを販売しています。

当社は、1983年国産初のMRI装置を開発、1999年に世界で初めてMRIの静音化技術を開発するなど、MRI黎明期より数多くのMRIに関する技術開発を行っています。

今回の買収により、スコープ社の高い技術とそれを生み出す人材を当社に迎え入れ、一体となって技術開発を推進することにより、お客様にとって魅力的なMRI装置を提供し続けることを目指していきます。

【スコープ社について】
会社名:Skope Magnetic Resonance Technologies AG
CEO:Christoph Barmet
所在地:スイス連邦 チューリッヒ
設立年:2011年
事業内容:MRI装置用磁場モニタリングシステムと画像再構成ソフトウェアの開発・販売

企業サイトURL
https://jp.medical.canon/
ニュース・プレスリリース
https://jp.medical.canon/News/PressRelease/Detail/51328-834

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