「IntestiCult」7日以内で! 3次元モデルのヒト腸管オルガノイド形成・維持用培地

株式会社ベリタス
2017年9月29日

Matrigel®に基づく3D培養技術を用いてin vitroで「ミニ」臓器(脳、肝臓、胃、心臓、腎臓など)と言われるオルガノイドが作成され、疾患プロセスのin vitroモデリングおよび薬物試験等、広範囲の用途に利用されています。最近、in vitroで作成した肝臓および小腸オルガノイドのマウスへの移植が成功したことから、「ミニ」臓器は生体内でも正常に機能することが示唆されました。腸管オルガノイドは、腸上皮の発生と機能の研究、腸疾患モデル、標的低分子スクリーニング、さらには腸管上皮幹細胞の特性や、再生医療の研究など、様々なアプリケーションにご利用いただけます。

3D腸管オルガノイドのメリットとは?
2D培養より体内の複雑な微小構造および機能を模倣できる
動物モデルより、コストを削減し、時間を短縮できる
共培養(腸内細菌、他の組織)でin vivoの複雑な相互作用の研究モデルができる

IntestiCult™ 培地の特長
短時間:安定して継代可能な腸管オルガノイドを形成、7日以内!
コンプリートキット:サイトカイン・成長因子の添加不要、
EASY-TO-USE:簡易なin vitro 培養系、最適化されたシンプルなプロトコル
得られたオルガノイドは:Forskolin Swelling Assay*で機能的な評価が可能
*嚢胞性線維症(CFTR)機能を評価するため、腸オルガノイドのフォルスコリン誘発腫脹の定量アッセイです。

STEMCELL Technologies社の新製品IntestiCult™培地を用いると、3D腸管オルガノイドが、7日間で得られます。
IntestiCult™ Organoid Growth Medium (Human) (商品コード:ST-06010) は、ヒト腸陰窩 (intestinal crypts) に由来する腸オルガノイドを効率よく形成し、長期培養するための完全培地です。 腸管オルガノイドは幹細胞ニッチ環境のような細胞培養条件で培養できます。LGR5+ 腸管幹細胞の速い増殖や、ヒト腸管オルガノイドの効率的な継代培養が可能です。

※より詳しい詳細は掲載元をご覧ください。

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