貧しい子供たちに整形外科手術を行うOperation Rainbowに生体情報モニタを寄贈

日本光電工業株式会社
2016年8月19日

日本光電は、十分な医療を受けられない世界中の子供たちに整形外科手術を行っているOperation Rainbowに、ベッドサイドモニタBSM-1700シリーズを寄贈しました。BSM-1700は小型で耐久性があり、手術室等で使われる最上位の生体情報モニタとしての機能も標準仕様で搭載している搬送用モニタです。
Operation Rainbow代表のMs. Michelle Duncanは次のように述べています。「日本光電に4台のBSM-1700を寄贈いただいたことは、我々のボランティア外科治療チームにとって大きな資産となります。BSM-1700は、我々の以前の生体情報モニタの5分の1の重さでありながら、手術環境で必要不可欠な数多くの機能が搭載されています。地球上の遠く離れた場所にいる子供たちにも、最新の病院で使われているものと同様の高品質で信頼性の高い生体情報モニタを使うことができます。今回の日本光電からの寄贈に感謝します。」
Operation Rainbowは、1978年の設立以来、ハイチやホンジュラス、グアテマラ、ニカラグア、エルサルバドル、ペルー、エクアドル、メキシコ、フィリピンなど世界各国に出向き、貧しい子供たちへの医療活動を行っています。一般的な訪問では、ボランティアの医師が、5日間で40〜60件の手術や200〜300件の手術を伴わない処置を行います。対象となる患者さんには負傷した子供、Operation Rainbowの手術なしには歩けるようにならない内反足等の先天性疾患を持つ子供もいます。
Operation Rainbowの活動は、最高の治療を患者さんに提供するため、外科専門医や麻酔科医、看護師、技師などのボランティアに加えて、医療機器や医療材料、医薬品の寄贈および寄付金によって支えられています。
日本光電アメリカのCEO Dr. Wilson P. Constantineは次のように述べています。「十分な医療を受けられない子供たちに高度な医療を提供するというOperation Rainbowの重要な取り組みに参加できて光栄です。当社では、全製品がより多くの患者さんや治療領域に行き渡るよう取り組んでいますが、BSM-1700は高度な機能を標準装備する製品でその代表例です。」
当社のBSM-1700は、心電図や呼吸、SpO2、非観血血圧、観血血圧、体温、心拍出量、BIS、CO2等の主要パラメータを標準仕様でモニタリングできる、唯一の搬送用モニタです。こうした機能は、Operating Rainbowの医療チームにとって、当社が合わせて寄贈するCO2センサ、SpO2センサ等とともに、最先端の治療を小児患者に提供するために重要な要素となります。
Operation Rainbowは、まず初めに、2016年9月と11月にそれぞれグアテマラとエクアドルで、当社の搬送用モニタを使用する予定です。

Operation Rainbow
米国 内国歳入法第501条C項に基づく非営利団体で、世界中の貧しい子供たちに無償で外科手術を提供。先天性内反足やポリオ奇形などの先天性奇形を治療する整形外科分野に特化しており、グアテマラやエルサルバドル、ニカラグア、ホンジュラス、エクアドル、ハイチ、ドミニカ共和国、ペルーなどの新興国を訪問。詳細はhttp://www.operationrainbow.orgをご覧ください。

※ 本内容は、米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。

企業サイトURL
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ニュース・プレスリリース
http://www.nihonkohden.co.jp/news/16081901.html

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