新規取り扱い製品のお知らせ「マイコプラズマ遺伝子検出キット」

～「マイコプラズマ遺伝子検出キット」～

日水製薬株式会社
2016年1月28日

ご関係者様各位

平成28年1月28日
日水製薬株式会社

　「長期的に持続的成長をする企業」を経営方針として掲げ、このビジョンの実現に向けて、2014年度を起点とする中期経営計画に基づき、既存事業の育成と新規事業の推進により、新たな価値の創出を目指している日水製薬株式会社（本社:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:小野徳哉）は、国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）および国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）再生医療実現拠点ネットワークプログラムの支援の下、平成27年4月より国立大学法人東京医科歯科大学フロンティア研究室ウイルス治療学（現、同大学再生医療研究センター）清水准教授と共同でマイコプラズマ遺伝子検出試薬の開発を進めて参りました。
　このたび、この研究成果として平成28年3月よりリアルタイムPCR法によるマイコプラズマ遺伝子検出キットの販売を予定しております。本キットは国立大学法人東京医科歯科大学で出願された複数の特許技術により構成されており、製造は日本テクノサービス株式会社（本社：茨城県牛久市、代表取締役社長：正木崇）が担当いたします。本キットは再生医療等製品やバイオ医薬品などの製品の品質を管理する目的や製造工程の管理などに用いることができ、平成28年4月より施行される予定の第十七改正日本薬局方における、マイコプラズマ否定試験として利用することが可能になります。

　当社は、本キットを含めた再生医療分野を新規事業として位置づけており、今後も更なる製品開発を進め成長戦略を推進してまいります。

【マイコプラズマ遺伝子検出キット】
○本試薬の利点
・第十七改正日本薬局方で規定される予定の7菌種のマイコプラズマ遺伝子を高感度検出可能
・試薬が酵素を含め乾燥状態で保持されており、煩雑な試薬調製が不要
・前処理後の試料を4ステップで増幅可能
・冷所（2～8℃）で保管可能
・東京医科歯科大学特許技術により、陽性コントロール混入による偽陽性の判断が容易
・高速増幅酵素使用により、増幅開始後１時間以内で結果が得られます

以上

【お問い合わせ先】
日水製薬株式会社
事業企画推進室 / 経営企画室
TEL：03-5846-5617
eMail：ir@nissui-pharm.jp
〒110-8736
東京都台東区上野 3-23-9 日水製薬ビル
http://www.nissui-pharm.co.jp/