「長時間心電図解析装置 DSC-5000 シリーズ」が2015年度 グッドデザイン賞を受賞

日本光電工業株式会社
2015年9月30日

日本光電はこの度、「長時間心電図解析装置 DSC-5000 シリーズ」で2015年度グッドデザイン賞(Gマーク)を受賞しました。グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザインの推奨制度です。
当社は、医療機器メーカとして「病魔の克服と健康増進に先端技術で挑戦」の経営理念の下に事業を展開しています。今回、受賞した製品も、医療の現場に貢献することを第一に考えて開発された製品です。
「長時間心電図解析装置 DSC-5000 シリーズ」は、日常生活環境下における、心機能、血圧、睡眠時無呼吸の検査データを解析する装置です。専用長時間記録器(ホルター心電計/睡眠時無呼吸検査装置)で収集した生体情報を本製品で解析する事で、通常検査では発見しにくい発生頻度の低い致死性不整脈等の疾患の発見をサポートします。

【受賞対象のデザインについて】
「医療機器デザインで人類の幸福に貢献する」という当社デザイン理念のもと、医師が疾患を「判断」する事をサポートする為のデータを「高精度で分かりやすく伝える」ことの実現を目指しました。

【長時間心電図解析装置 DSC-5000 シリーズ】
本製品は、心機能、血圧、睡眠時無呼吸の疾患の総合的な評価に加え、連続7日間の長時間記録データの解析を実現する事で発生頻度の低い疾患の発見をサポートします。
本製品の特徴であるオーバービュー画面は、7日分の心機能データであれば70万拍にもなる膨大なデータの中から、重要な情報をピックアップして1画面に集約して表示する、効率の良い編集作業を可能にしました。また、長時間のデータをカバーする多機能な仕様も技師が情報を読み取り易くできるようシンプルで、誤操作を防ぐデザインとしました。疾患の判断に必要な波形や、数値等の要素が見やすいデザインにしています。
本製品は、技師による短時間の編集作業と、医師による疾病の判断をサポートします。これにより、患者、医療スタッフ双方にとって時間短縮及び負担軽減につながり、患者のQOLの向上に寄与できます。



今回の受賞では、「専門家の知識をフル活用できるユーザーインタフェイスを備えたシステムのデザインは秀逸である」と高く評価されました。
当社では、今後も医療への一層の貢献を目指し、より良い医療機器を提案するとともに、デザインを重視した製品開発を推進することで、市場におけるブランドイメージの向上に努めてまいります。



■グッドデザイン賞受賞展「グッドデザインエキシビション2015」で紹介予定

2015年10月30日(金)から東京ミッドタウンで開催される受賞展「グッドデザインエキシビション2015」会場で、本年度受賞作として紹介される予定です。
グッドデザインエキシビション2015
会期:10月30日(金)〜11月4日(水)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)
主催:公益財団法人日本デザイン振興会
http://www.g-mark.org/gde/2015/index.html

【グッドデザイン賞とは】
グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数は40,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/

企業サイトURL
https://www.nihonkohden.co.jp/index.html
ニュース・プレスリリース
http://www.nihonkohden.co.jp/news/15093001.html

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