フィリップス、日本人の顔面形状データを分析し開発した ウィスプ ネーザルマスク「Mワイドクッション」を発売

3D スキャン技術を応用

株式会社フィリップス・ジャパン
2015年2月4日

フィリップス・レスピロニクス合同会社(本社: 東京都港区、職務執行者社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は、本日2月9日より、人工呼吸器用マスク、ウィスプ ネーザルマスクに使用する新サイズ「M ワイドクッション」の販売を開始します。本マスクは持続的気道陽圧ユニット等に使用可能です。


睡眠呼吸障害や呼吸不全に対する呼吸療法には、CPAP装置やバイレベル装置が使用されています。
こうした治療器を使用する上で、直接肌に触れるマスクのクッション部分が適度に密閉され、快適に使用できることが重要な要素の1つとなります。このたびフィリップスは、日本人の顔面形状データを分析し開発したウィスプ ネーザルマスク用の「Mワイドクッション」の販売を開始します。

「Mワイドクッション」の開発にあたっては、フィリップスが持つ3Dスキャン技術を用いて、日本人の睡眠時無呼吸症候群患者さんの顔面形状データを収集し、平均的な顔面形状を割り出し、日本人の特徴を分析しました。その日本人の平均的な顔面形状データを基に、鼻の幅や高さに加えて、鼻梁部のラインに適切にフィットするよう、クッションの形状を設計しています。また、顔面圧力分布のシミュレーションを実施し、「継続的な密閉性」と「跡残りの軽減」という、相反する2つの特徴を両立できるよう最終評価を行い、製品化へ繋げました。


■フィリップス・レスピロニクス合同会社について
フィリップス・レスピロニクス合同会社は医療機器の開発及び輸入会社として1984年に創業しました。その後は呼吸医療と睡眠医療の専門企業として、人工呼吸器やCPAP装置、そしてそれらの関連機器の輸入から供給まで一貫したサービスの提供に努めております。
フィリップス・レスピロニクス合同会社の詳細につきましてはホームページをご覧ください。
(http://www.respironics.philips.co.jp/)

■日本におけるフィリップスについて
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、1953年に日本電子開発株式会社としてフィリップス製品の日本市場への輸入を開始し、いくつかの企業統合や社名変更等を経て2005年に社名を株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンに変更しました。現在は、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル等の事業部から構成されています。2008年には、呼吸器、睡眠治療器などを扱うフジ・レスピロニクス株式会社を傘下に入れ、同社は2010年に社名をフィリップス・レスピロニクス合同会社としました。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、フィリップス・レスピロニクス合同会社と合わせて約2,000名の従業員を擁し、全国約80ヵ所に事業所を展開しています。株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパンの詳細につきましてはホームページをご覧ください。
(http://www.philips.co.jp)

■ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の生活の向上を目指して常に革新的であり続け、ヘルスケア、コンシューマーライフスタイル、ライティング分野において健やかで満ち足りた暮らしを提供する企業です。本社はオランダで、2014年の売上は214億ユーロ、世界100ヵ国以上に約105,000人の従業員を擁しています。循環器疾患ケアや急性期疾患の診断治療とホームヘルスケア、省エネ照明ソリューション、新たな照明アプリケーション、および男性用シェーバーやグルーミング、オーラルヘルスケアにおいてリーダーシップを発揮しています。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。
(http://www.philips.com/newscenter/)

【お問い合わせ先】
■報道関係および企業に関するお問い合わせ
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン
ブランド コミュニケーション部 TEL: 03-3740-4551
■製品に関するお問い合わせ
フィリップス・レスピロニクス合同会社 マーケティング部 TEL: 03-3740-3245

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