フクダ電子のベッドサイドモニタがグッドデザイン賞を受賞
- フクダ電子株式会社
- 2014年10月1日
フクダ電子のベッドサイドモニタ『DS-8200』が、公益財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2014年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。
フクダ電子は、本日(平成26年10月1日)で創業75周年を迎えます。当社はこれからも社会的使命に徹し、ME機器の開発を通じて医学の進歩に寄与するとともに、医用電子機器メーカーとして、安全・安心・快適を基軸とした「お客様に信頼される企業」になることを目指してまいります。
記
1.受賞製品の概要ベッドサイドモニタDS-8200
本製品は患者搬送時に使用することを想定して開発された生体情報モニタシステムです。ERを含む急性期病棟から重症病棟、救急車内での使用も視野に入れており、緊急搬送時の不測の事態に備え、搬送に使用する本体部分にプロテクタを施し、落下や衝撃に対して十分に配慮しています。
また搬送用途だけでなく、ベースユニットを利用することにより、通常の設置型ベッドサイドモニタとしての利用も可能です。
生体情報計測用ユニットは、先行発売機種であるDS-8500システム(2010年グッドデザイン賞受賞)と同じHS-8000シリーズを使用し、画面操作のユーザーインターフェースについてもDS-8500システムで開発されたGUIデザインを継承して操作性の統一を図っています。
2.審査委員評価コメント
救急搬送時からオペ室、そして病棟までのシームレスな生体情報のモニタリングを目的とした生体情報モニタである。緊急搬送時などの移動を伴う際のデータの連続性を担保する機器であるため、確実なハンドリングと耐衝撃性能が求められるが、両サイドの特徴的なプロテクタが本製品のコンセプトを象徴するものとなっている。
何度か各ユニットの脱着をしてみたが、システムの要となるガードフレームは堅牢で、ユニット同士の結合にも高い剛性感があり、コンパクトながらも頼もしさや安心感を感じられた。水平垂直を基調とした本体のフォルムはシンプルで機能を分かりやすく視覚化しており、現場で求められる堅牢性と共に精度感を併せ持ったデザインであると評価した。
3.グッドデザイン賞について
「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度です。その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来50年以上にわたって、私たちの暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けてきました。
以上
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