循環器領域の開業医向けに最適な心エコー装置「Vivid T8」を発売
Vividシリーズのハイエンド機能をコンパクトに集約
- GEヘルスケア・ジャパン株式会社
- 2014年10月3日
医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社: 東京都日野市、代表取締役社長兼CEO: 川上潤)は、このたび、汎用超音波診断装置Vividシリーズの最新機種「Vivid T8(ヴィヴィッド・ティーエイト)」の発売を開始しました。Vivid T8は、循環器領域向けVividシリーズの先進機能と性能をクリニック向けに小型軽量化した循環器領域の開業医向けの心エコーです。
高齢化の進展に伴い、近年増加の一途をたどる心疾患や、高血圧、糖尿病などの慢性疾患の増加を背景に、心臓用超音波診断装置に対するニーズは急速に伸びています。一方、超高齢社会における地域に密着した診療の重要性が増し、2025年モデルに向けて、「かかりつけ医」としてのクリニックの果たす役割がますます重要となる中、超音波診断装置を今まで以上に活用する必要があると考えられます。
当社の超音波診断装置は、汎用向けの「LOGIQ(ロジック)」、循環器向けの「Vivid(ヴィヴィッド)」、そして産婦人科向けの「Voluson(ボルソン)」と3ブランド体制を採用しており、全ブランドにおいて、エントリーモデルから高性能機種まで幅広い製品を提供し、臨床や研究など多岐にわたるニーズに対応しています。循環器用超音波診断装置Vividシリーズは、上位機種「Vivid E9」から、「Vivid S6/S5」、可搬型ノートブックタイプの「Vivid i/q」など、循環器領域における医療機関のニーズにきめ細かに対応可能な幅広いラインアップを揃えています。今回発売するVivid T8は、Vividシリーズの心エコーとしての優れた性能をコンパクトな形状に集約しつつ、より簡単な操作性、さらに血管・腹部領域の強化を実現しました。また、RAWデータのテクノロジーにより、病診連携における連携先の基幹病院とのデータ共有による検査時間や回数の削減を実現し、疾病の早期発見はもとより、患者さんの負担軽減や医療費削減に貢献することが期待できます。
■Vivid T8の主な特長
・Vividシリーズの卓越の機能と性能をクリニック用にコンパクトに集約
Vivid T8は、大学病院や基幹病院の心臓血管向けハイエンド装置の基本性能をクリニック向けに小型軽量化した本体に移植することで、高い基本性能を持つ循環器領域の開業医向けに最適な超音診断装置です。従来の超音波診断装置では両立できなかった大きさや価格と基本性能との両立が計られています。
・直観的な操作を可能にしたタッチスクリーン・インターフェース
ハイエンド装置に搭載される直観的な操作を可能にしたタッチパネルによって、超音波検査だけに終日従事できない開業医でもストレスなく検査を実施できるようになります。
・検査の後でも再計測、再解析が可能なRAWデータで保管。スムーズな病診連携をサポート。
Vividシリーズの特徴である検査後でも画像再調整や計測解析が可能なRAWデータで保管されるため、連携先の基幹病院ともデータの共有が可能になります。従来の装置では、計測解析まで完了しなければ全てのデータを保存できず、クリニックで患者さんを長時間拘束することが必要でしたが、連携先の基幹病院とRAWデータを共有することでその必要がなくなります。
・効率化とより精度の高い診断をサポートする多彩な自動調整機能が搭載。
左室駆出率をポイント指定するだけで自動計測が簡単に行うことができるAuto EF(オートメイテッド・イジェクション・フラクション)が標準機能として搭載されているほか、左室全体および局所壁運動評価を支援するAFI(オートメイテッド・ファンクション・イメージング)では、心尖アプローチの3断面を定量的に解析。IMT(中内膜複合体)を自動で検出を行う自動IMT計測など先進的な自動化ツールがオプションで搭載できます。
製品名: Vivid T8
薬事認証名称: 汎用超音波診断装置 Vivid T8
発売日: 2014年10月1日(水)
初年度国内販売目標: 150台
医療機器認証番号: 226ABBZX0081000
その他、本資料に記載された装置の製品名/薬事販売名/医療機器認証番号は以下の通り
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