胸部大動脈用ステントグラフト「2012年度グッドデザイン賞」ベスト100に選出
- 川澄化学工業株式会社
- 2013年1月7日
平成25年1月7日
各位
会社名 川澄化学工業株式会社
代表者名 代表取締役社長 川野 幸博
(コード番号 7703東証第二部)
代表者名 代表取締役社長 川野 幸博
(コード番号 7703東証第二部)
川澄化学工業株式会社(本社:東京都港区、社長:川野幸博)は、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2012年度グッドデザイン賞」を受賞し、グッドデザインベスト100に選出されましたので、お知らせいたします。
<受賞製品>
胸部大動脈用ステントグラフト「カワスミNajuta胸部ステントグラフトシステム」
<審査委員の評価コメント原文抜粋*>
動脈瘤を患う患者に使用する体内埋め込み型セミカスタムメードのステントグラフトである。従来のステントグラフトは、個々の医師による手作りで、技術上の限界から直線構造にならざるを得なかった。そのために千差万別である患者の臓器・血管に追従せず、術後もストレスを与え続けていた。加えて耐久性、価格、制作時間など数々の問題があった。
本製品は、2,000症例以上の患者の血管が持つ屈曲やねじれを解析し、950パターンの3次元構造を持ったセミカスタムメードのステントをデザインしたものである。これにより医師は、患者の血管形状に最も近いデザインパターンを選択することで、手術に着手する時間を短縮できるようになった。もう一つの特徴はフェネストレーションという穴を有していることで、分岐血管の付近に発生した動脈瘤治療のために、8時間以上に及ぶ人工血管置換手術をせずとも、90分前後のカテーテル手術を可能にした。人体への負荷低減と合わせて医療費の大幅低減にも貢献している。デザインの基本である「造形」行為が、そのまま先進医療機器の性能を創り上げているこの事例は、日本のデザイン領域とデザイナーの専門性について多くの示唆を与えている。
*審査委員の評価等の詳細は、グッドデザイン賞WEBサイト(http://www.g-mark.org/)に掲載されています。
※本受賞の発表に関しては、薬事法の広告規制に抵触するおそれがあることから、販売承認取得まで当社からの対外公表は、差し控えておりました。
以上
- 企業サイトURL
- http://www.kawasumi.jp/
- ニュース・プレスリリース
- http://www.kawasumi.jp/release/?setyear=2013
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