TeSR-E8 & Vitronectin XF - 低蛋白、組成が明らかなiPS/ES細胞維持培養!
- 株式会社ベリタス
- 2013年2月19日
品質にこだわるSTEMCELL Technologies社が精査を重ねて製品化!
Dr. James Thomsonの「E8」をベースとしたヒトiPS/ES細胞維持用の低蛋白培地&リコンビナントVitronectin XF™
■TeSR™-E8™
ヒトiPS/ES細胞維持に必要な最低限の8要素だけを含む培地です。
Dr. James Thomson(Wisconsin大学)の研究室で開発したE8の成分をベースとしていますが、STEMCELL Technologies社では製品化にあたり150以上の培地条件を比較し、成分から容器までバラツキをもたらす可能性のあるすべての要素にまでこだわって製品化しました。
【特長】
・最低限の8要素で作られた低蛋白培地
・プレーティングの際の細胞塊のサイズ、プレーティング密度を選択することで、4-7日の間の希望する継代間隔に調整可能
・長期の継代培養でも増殖性、高い多分化能を保持
・組成が明らか(Defined)
※STEMCELL Technologies社で検討した詳細なプロトコールに従ってご利用ください。
TeSR™-E8™の詳しい製品情報は掲載元をご覧ください。
TeSR-E8 で培養したヒトES細胞(H9)およびiPS細胞(A13700)
(BD Matrigel™ 上)
高い多能性能を維持!
TeSR-E8で培養したヒトES/iPS細胞は、多能性幹細胞マーカーであるOct-4やSSEA-3を高く発現しており、高い多分可能を維持していることが分かります
■Vitronectin XF™
Vitronectin XFは、TeSR-E8によるヒトES/iPS細胞の維持培養に最適なマトリックスです。
【特長】
ヒトES細胞、iPS細胞を長期間の培養維持が可能
細胞が確実に接着できるよう、プレート面に結合する部位を加えた、修飾したVitronectin
毎回同一の条件で培養できるマトリックス
Vitronectin XF ™の詳しい製品情報は掲載元をご覧ください。
Vitronectin XF™とTeSR-E8を用いて培養したヒトES細胞(H1)およびヒトiPS細胞(WLS-1C)
Vitronectin XF™ とTeSR™-E8™で継代培養したヒトiPS細胞(WLS-1C)の生育の様子
継代後1-7日の様子、倍率×20
最適な継代条件は、細胞の密度や塊のサイズで決定します。この培養例では6、7日が継代に最適です。
参考資料
・Guokai Chen et al. Chemically defined conditions for human iPSC derivation and culture.
Nat Methods 8 (5) 424-429 (April 10, 2011)
・J A Thomson et al. Embryonic stem cell lines derived from human blastocysts.
Science 282 (5391) 1145-1147 (November 6, 1998)
【製品リスト】
※ST-05940は、ST-05840の後継品です。詳しくは掲載元をご覧ください。
【関連製品】
多能性幹細胞研究に役立つ製品ラインアップ!
ベリタスでは多能性幹細胞研究の様々な場面で活躍する製品を多数揃えています!
・mTeSR1
世界で最もスタンダードなヒトES/iPS細胞 維持用培地
・TeSR2
Defined・動物タンパクフリーなヒトES/iPS細胞 維持用培地
・AggreWell
胚様体形成プレート、TeSR-E8を用いた培養にもご利用になれま
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