外部精度管理プログラムにより検査の品質向上を支援 免疫自動分析装置「コバス e 411 plus」をJACLaS EXPO 2016に出展

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
2016年9月16日

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、外部精度管理プログラム「TIQCon」を標準装備した免疫自動分析装置「コバス e 411 plus」を9月22日から開催されるJACLaS EXPO2016に出展します。

「コバス e 411 plus」は、既に発売している「コバス e 411」に、外部精度管理プログラム「TIQCon」と「コバスリンク」を標準装備した免疫自動分析装置です。「コバス e 411」と同様に、ECLIA(電気化学発光免疫測定法)を採用し、コンパクトな卓上タイプでありながら、感染症、腫瘍マーカー、甲状腺をはじめとする60項目以上におよぶ検査項目を網羅し、「短時間測定」、「幅広い測定レンジ」、「高感度測定」が可能です。

今回、標準装備となった「TIQCon」は、世界1,000施設以上が参加する、ロシュが独自に開発したリアルタイム外部精度管理プログラムです。外部精度管理は、複数の施設間で同一の項目を検査し、測定値を比較することでより客観的な正確度の保証を得るために実施されます。「TIQCon」は、検査室でコントロール血清(精度管理用試料)を測定した際のデータを自動的にアップロード、サーバーに蓄積するため、いつでもデータを閲覧・出力し、他施設の測定値と比較することができます。臨床検査室に特化した国際規格「ISO15189」では外部精度管理への参加を求めており、近年、外部精度管理へのニーズが高まっています。

ロシュ・ダイアグノスティックスは、これからも革新的な技術で、検査の効率化と品質の向上に貢献してまいります。

【製品特徴】
・約18分*の迅速測定 *一部の項目は、9分、27分
・甲状腺、循環器、婦人科など専門領域を含む60項目以上の測定が可能
・検査の品質向上に寄与する外部精度管理プログラム「TIQCon」を標準装備
*対象項目はお問い合わせください。
・キャリブレーターやコントロールの表示値のダウンロードを可能にする「コバスリンク」を標準装備

【製品概要】
(1) 希望販売価格(税抜)
コバス e 411 plus ディスクシステム 1式 19,800,000円
コバス e 411 plus ラックシステム 1式 23,400,000円

(2)製品仕様
測定原理:電気化学発光免疫測定法(ECLIA)
処理能力:86 テスト/時
最大架設試薬数:18試薬パック
試薬反応時間:18分(一部9分または27分)
外形:
ディスクシステム W1200mm×D730mm×H800mm 約180kg
ラックシステム W1700mm×D950mm×H800mm 約250kg

【お問い合わせ先】
広報グループ(報道関係者向け)
電話03-5443-7040
FAX03-5443-7113

企業サイトURL
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ニュース・プレスリリース
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