悪性リンパ腫の分類判定および診断補助に貢献 CD30検査用キット「ベンタナ OptiView CD30(Ber-H2)」 保険収載ならびに新発売のお知らせ

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
2015年1月16日

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、1月1日に保険収載されたCD30タンパクを検出する組織検査用腫瘍マーカーキット「ベンタナ OptiView CD30(Ber-H2)」を本日発売いたします。
「ベンタナ OptiView CD30(Ber-H2)」は、CD30タンパクを定性的に検出する免疫染色検査用キットで、悪性リンパ腫の分類を判定する際の診断補助に用います。組織または細胞中のCD30タンパクを検出するため、ホジキンリンパ腫や未分化大細胞リンパ腫などのCD30陽性患者を同定することができます。CD30検出用としては国内初の体外診断用医薬品で、新項目として保険収載されました。内容は下記のとおりです。

【保険収載の内容】
区分:N002-E3 (新項目)
測定項目:CD30
測定方法:免疫組織化学染色法
測定内容:生体由来の組織又は細胞中のCD30の検出(悪性リンパ腫の診断補助)
対象:ホジキンリンパ腫や未分化大細胞リンパ腫等の悪性リンパ腫を疑う患者
保険点数:400点

留意事項:
CD30は、HQリンカー(*)を用いた免疫組織化学染色法により、悪性リンパ腫の診断補助を目的として病理標本作製を行った場合に算定する。
*HQリンカー: ロシュが特許を持つ免疫組織化学染色の測定原理に用いられるHQ(ヒドロキシキノキサリン)を標識させた二次抗体

【ベンタナ OptiView CD30(Ber-H2)の 製品構成】
CD30(Ber-H2) 50テスト 60,000円
ベンタナ OptiView DAB ユニバーサルキット 250テスト 300,000円

【対応する装置】
当社のベンタナ・ベンチマークシリーズの自動免疫染色装置

【悪性リンパ腫とCD30タンパク】
悪性リンパ腫はリンパ系組織のがんで、大きく「ホジキンリンパ腫」と「非ホジキンリンパ腫」があり、細胞の種類、増殖の仕方、がん細胞の形から30種類以上のタイプに分類されます(WHO分類)。タイプにより予後や化学療法への反応性が大きく異なるため、個々の組織型判定および診断を正確に行うことは非常に重要です。CD30タンパクは、ホジキンリンパ腫のうち古典的ホジキンリンパ腫、および非ホジキンリンパ腫のうち未分化大細胞リンパ腫の症例において高い頻度で発現が認められているため、CD30検査は悪性リンパ腫を分類する際の診断補助に有用とされています。また、抗CD30抗体治療薬への適応にもCD30タンパク発現の有無が大きく関与することから、CD30検査が必要とされます。

【お問い合わせ先】
広報グループ
電話03-5443-7040
FAX03-5443-7113

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