ライフテクノロジーズジャパン、EVOS®セルイメージングシステムシリーズから新登場となる『EVOS® FL Auto』を2月1日から日本で先行発売
ラインナップ拡充により、イメージング試薬に加えて、イメージング機器へも本格参入簡単操作を実現した機器と蛍光ラベル試薬の両方を持つ総合的なイメージングシステムは、迅速なデータ収集を可能にし、研究のスピードを加速
- ライフテクノロジーズ・ジャパン株式会社
- 2013年2月1日
Advanced Microscopy Group買収に関する内容は、Life Technologies Corporationが2012年11月5日(米国現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳再編集したものとなります。 英文プレスリリースは、掲載元からご覧ください。
英文タイトル: Life Technologies Acquires Advanced Microscopy Group 本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。
ライフテクノロジーズジャパン株式会社 (所在:東京都港区芝浦、代表取締役社長:ジョイディープ・ゴスワミ)は、本日、世界市場に先駆けて、EVOS®セルイメージングシステムシリーズから「EVOS® FL Auto」を日本で先行発売します。
EVOS®セルイメージングシステムシリーズは、様々な機能・価格帯のイメージング製品により完全なポートフォリオで構成され、蛍光および明視野イメージング機器の新製品開発の基盤を確立しています。シリーズの特長として、複雑だった蛍光観察、画像取得を容易にする画像ソフトウェアの内蔵や、タイムプラス、細胞数計測などのアプリケーションにも対応しているなど、簡単な操作や適応性により、迅速なデータ収集を可能にするので、研究のスピードが加速します。
本シリーズは、従来の接眼部をなくしLCD画面に置き換えることで使いやすさを追求しています。EVOS® XLとEVOS® XLCoreは、入門レベルの顕微鏡であり、組織培養市場をターゲットとした細胞の密度と形状測定によるルーチンでの細胞培養ワークや標本の観察に適しています。これらの機種は明視野と位相差に対応し、また一連の対物レンズやアクセサリーがオプションとして用意されています。またEVOS®FLはマルチカラーの蛍光顕微鏡であり、明視野・位相差機能とオプションとして一連の対物レンズ、アクセサリーおよびLight Cubeを備えています。
今回日本で先行発売をする「EVOS® FL Auto」は、FLの機能に加え、オートスキャン・オートフォーカス機能を備え、継時的変化を多点で観察することを可能にしています。また、切り替え可能なモノクロ・カラーの両方のカメラを搭載し、さらに使いやすさを追求したタッチパネルを採用しています。
【ライフテクノロジーズジャパン株式会社 代表取締役社長 ジョイディープ・ゴスワミ】
「本製品を世界に先駆けて、日本市場で先行発売することに期待が膨らんでいます。本シリーズは、研究におけるあらゆるイメージングへのニーズを満たします。多様な研究の取り組みが行われている日本で、本製品を通じて、これから上がる成果が楽しみです。」
EVOS®セルイメージング機器の製品ラインを大幅に拡大することが可能になった背景には、Life Technologies Corporation (NASDAQ:LIFE)(本社:米国カリフォルニア州カールスバッド)が、Floid™セルイメージングステーションの製造元であった研究用顕微鏡のためのイメージングシステムのデベロッパーであり、Westover Scientific, Inc.として設立された非公開企業のAdvanced Microscopy Group(以下、AMG)を買収したことによります。
この買収により、研究室用のみならず、個人用としての可能性を広げるイメージング機器を新たに提供できるようになりました。そのことでLife TechnologiesのMolecular Probes®ブランドの蛍光色素とプローブは研究市場において幅広く使用されるとともに、EVOS®ファミリーの顕微鏡を補完する位置づけともなります。
【Life Technologies Molecular and Cell Biologyプレジデント ピーター・ダンスキー (Peter Dansky)】
「Advanced Microscopy Groupの買収によってセルイメージングの分野のリーダー企業2社がひとつになりました。AMGの定評ある革新的な顕微鏡機器を、イメージング試薬で市場をリードするLife TechnologiesのMolecular Probesブランドに加えることにより、総合的ソリューションを完全なポートフォリオでお客様に提供することが可能になり、細胞分析において性能と使いやすさを追求した製品の提供を実現しました。」
AMGはまた、蛍光顕微鏡として画期的な使いやすさを実現した、Life TechnologiesのFloid™セルイメージングステーションの開発をこれまで行っていました。Floid™は2011年後期に発売され、イメージングの初心者、あるいは高度な機能を備えた高価な機器を必要としない研究室に向けて開発されました。EVOS®セルイメージングシステムシリーズはFloid®システムを補完する位置づけにあり、シンプルな使い勝手を維持しながら一部の用途に必要とされる高度な機能を備え、さらに自動化にも対応しています。
【Advanced Microscopy Group 創立者 兼 社長 スティーブ・ライトル(Steve Lytle)】
「当社のEVOS®ファミリーがLife Technologiesから高く評価されていることを喜ばしく思っています。両社のポートフォリオが統合されたことで、幅広い製品群を顧客に提供することが可能となりました。今回の買収はまた、Life Technologiesがイメージング分野において他にはないポジションを築く機会であり、また新たな用途や製品の開発の基盤ともなります。」
グローバルでの顕微鏡市場の規模は約7億7,000万ドルと推定されています。AMGの買収はLife Technologiesの2012年の利益には影響を及ぼさず、2013年の収益と2015年までのROICに対して押し上げ効果をもたらすと予想されます。この買収の財務的詳細は開示されていません。AMGはLife TechnologiesのFlow Cytometry and Imaging事業部門に加わりますが、従来からの業務は引き続きワシントン州ボセルで行われます。
Floid™セルイメージングステーションは研究のみを用途としており、診断への使用を意図したものではありません。
■Life Technologies Corporation(http://www.lifetechnologies.com/)について
Life Technologies Corporation (NASDAQ: LIFE)は、160カ国以上に顧客を擁し、今日最も困難な科学的課題を解決するための革新的なソリューションをグローバルに展開するバイオテクノロジー企業です。当社は50,000点以上の製品を農業バイオテクノロジー、トランスレーショナル・リサーチ、分子医療および遺伝子診断、再生医療、科学捜査、食の安全、動物衛生の分野に提供し、生物学分野全般にわたり信頼性、簡便性の高いソリューションを創出し、あらゆる研究分野においてクオリティとイノベーションを身近なものとしています。Ion Torrent™、Applied Biosystems®、Invitrogen™、GIBCO®、Ambion®、Molecular Probes®、Novex®、TaqMan®等の機械システム、試薬、消耗品を含む製品群は、科学的研究において最も紹介されることの多いブランドです。当社の従業員は約10,400名にのぼり、4,000件以上の特許と独占的ライセンスを通してイノベーションを推進しています。当社の2011年度の売上は37億ドル。当社の詳細については、http://www.lifetechnologies.comをご覧ください。
■ライフテクノロジーズジャパン(http://www.lifetech.co.jp/)について
ライフテクノロジーズジャパン株式会社は、Life Technologies Corporationの子会社で日本法人。ライフテクノロジーズの製品は90%以上の研究施設で使用されています。日本法人の従業員数は約350名。
■免責規定
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記載の製品は研究目的として販売しております。
【お問い合わせ先】
ライフテクノロジーズジャパン株式会社
熊井 広哉
Hiroya.Kumai@lifetech.com
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