優れたコスト効率と高スループットのスクリーニングを実現する最上位機種リアルタイムPCR装置を発表

遺伝子発現による創薬開発研究を支援

ライフテクノロジーズ・ジャパン株式会社
2011年12月13日

ライフテクノロジーズジャパン株式会社(港区芝浦、代表取締役社長:ジョイディープ・ゴスワミ)は、薬理ゲノミクスのスクリーニングに対する需要の高まりに対応するため、1ランで12,000のデータポイント、1日8時間で43,000以上のデータポイントを解析が可能になるリアルタイムPCR最上位機種「Applied Biosystems Quant Studio™ 12K Flex リアルタイムPCR システム (以下 Quant Studio)」を本日より発売いたします。

リアルタイムPCR (DNA増幅装置)は、温度の上下を自動化し、PCR法によりDNAを増幅させることで、遺伝子の有無を確認するのみならず、遺伝子の量も測定できる遺伝子解析装置です。今回の発売するQuant Studioは、3,072の微細孔をもつ金属スライド(以下、アレイ)を用いることが特徴であり、1ランで4枚のアレイを解析し、12,000データポイント(3,072x4)を調べることができます。遺伝子発現解析、マイクロRNA発現解析を行う場合は、1日で43,000以上の反応の処理が可能となります。

これは、薬理ゲノミクスやマイクロRNAや遺伝子発現解析などの分野での早期段階の研究におけるバイオマーカーを対象としたスクリーニングに対する需要の高まりに対応したものであり、創薬研究の効率化に貢献するものです。より高速、高精度、かつ反応当たりのコストを適切な水準に抑えた高スループットの技術を提供します。

ライフテクノロジーズジャパン株式会社、qPCR & Cell Analysis Business、リージョナル・マーケティング・ディベロップメント・マネージャー、晒美香氏は、「高速、高精度、かつ反応当たりのコストを適切な水準に抑えた高スループットを提供するフラッグシップ製品Quant Studioを展開することにより、マイクロRNA、遺伝子発現解析に加え、薬理ゲノミクスやなどの市場を拡大します」と述べました。

また、SNPジェノタイピング解析においては、8時間の作業で、最大11万のデータポイントを生成する能力があります。またナノ流体材料と専用のソフトウェアを使い、さらに感度と特異性を高めたデジタルPCR試験も行うことも可能です。

ニュージャージー州にあるMolecular Biology at Reproductive Medicine Associatesのディレクター、ネイサン・トレフ(Nathan Treff, Ph.D.)氏は、「QuantStudioは高精度、高スループット、かつ高いコスト効率を持つ優れたソリューションであり、これらの特徴は私の研究室での研究には決定的に重要です。探索、検証、スクリーニングのすべてを対応するオールインワン型のこの装置は、体外受精の成功率を高めるという私たちの主な目的に向けて迅速な進展を達成するうえで、最適かつ無駄のないソリューションです。Quant Studioによってワークフローが簡素化され、データ生成に費やす時間も短縮されます。」と述べました。


■優れたコスト効率、最小限の操作時間

QuantStudio™ 12K Flex OpenArray® プレートでは実験にナノリットル単位の量しか必要としないため、たとえば薬理ゲノミクス分野での検査などをより低コストで行うことができ、試薬コストと貴重な検体の両方の節約が実現します。それぞれの実験に先立ってプレートの準備に必要な操作時間は、手作業によるOpenArrayRの処理と多大な労力を要する分注作業をなくし、完全に自動化されたOpenArray® AccuFill™ システムによる新しいワークフローによって劇的に短縮されました。

QuantStudio™ 12K Flexシステムはまた、最近米国とドイツでそれぞれ発生したリステリア菌と大腸菌による感染をはじめとする公衆衛生関連の状況において、食品の検体を迅速にスクリーニングする迅速、大規模な病原菌検出にも最適です。育種家の場合には、耐乾性や高収量などの望ましい特質とバイオマーカーを高い信頼度の下に結び付けられるため、作物改良への取り組みがさらに加速すると期待されます。


■柔軟なシステム

このLife Technologiesの新しいフラッグシップリアルタイムPCR機を利用すれば、研究室の限られたスペースを占有する複数のリアルタイムPCR機器を購入する必要がなくなります。QuantStudio™ 12K Flexシステムでは、実験の規模や種類に合わせて5種類のブロック(OpenArray® プレート、TaqMan® Array Card、384-、Fast96-、および96-ウェルプレート)のいずれかを装着することのできるオールインワンのアプローチが採用されています。

Life Technologiesの社長兼COOであるマーク・スティーブンソン(Mark Stevenson)は、「QuantStudio 12K Flexは次世代シーケンシングを理想的に補完するプラットフォームです。シーケンシングによってゲノム内の未知の要素を解明しながら、QuantStudioは限定されたマーカーセットによるスクリーニングを幅広く行うことによってそのデータを検証し、遺伝子型解析や遺伝子発現に関する大規模な実験を日々行っている研究者にとって強力かつ柔軟なツールとなります。」と述べました。

QuantStudio 12K Flexシステムは研究用のみを目的とした機器であり、ヒトまたは動物の診断または治療での使用を目的としたものではありません。


■Life Technologies Corporation(http://www.lifetechnologies.com/)について

Life Technologies Corporation(NASDAQ: LIFE)は、人間の状態を改善することをミッションとする、グローバルに展開するバイオテクノロジー企業です。当社のシステム、試薬、消耗品、サービスによって、ライフサイエンス研究を促進し、人々の生活に貢献できるような発見や成果の達成を可能とします。当社の顧客は、生物学分野全般で活躍し、トランスレーショナルリサーチ、分子診断、再生医療、食の安全、動物衛生および21世紀型科学捜査の発展に貢献しています。分子診断用および研究用のみの製品を提供しています。当社の製品はライフサイエンス分野の研究全般でつかわれており、Applied Biosystems, Ion Torrent といった革新的な研究用機器の他、Invitrogen, Gibco, Ambion, Molecular Probes, Taqman等の試薬を含む幅広い製品群を提供しています。当社の2010年度の売上は36億ドル。従業員は約11,000名にのぼり、160カ国で展開しています。ライフサイエンス業界では最大級の約3,900件の特許と独占的ライセンスを有しています。当社は、2008年にInvitrogen CorporationおよびApplied Biosystems Inc.の合併により設立されました。当社の詳細については、http://www.lifetechnologies.com/でご覧ください。また、Twitter(@LIFECorporation)とFacebookも公開しています。


■免責規定

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記載の製品は研究目的として販売しております。

【お問い合わせ先】
ライフテクノロジーズジャパン株式会社
小保方 順子
yoriko.obokata@lifetech.com

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