rt-PAの有効性は画像で予測できる
Association of Clinical, Imaging, and Thrombus Characteristics With Recanalization of Visible Intracranial Occlusion in Patients With Acute Ischemic Stroke
背景
急性虚血性脳卒中における機械的血栓除去術の汎用は、静脈内アルテプラーゼ(rt-PA)治療の適応の問題を重要なものにしている。カナダUniversity of CalgaryのMenonらは、同治療と血栓閉塞部位・再開通・臨床特性・画像特性の関連を検討する多施設コホート研究を行った(n=575)。
結論
患者の47.8%がrt-PA単独治療、33.9%がrt-PAと血栓除去の併用、8.3%が血管除去単独治療で、9.9%は保存的治療のみであった。再開通までの時間は中央値158分で、rt-PA開始からは132.5分であった。再開通は27.3%で達成された(rt-PA無/有:13.3%/30.4%)。rt-PA使用と再開通の間には以下の予測因子があった。治療開始からの再開通評価までの時間(30分ごとにOR:1.28)、末梢部血栓(例:末梢M1中大脳動脈[46.4%] vs. 内頚動脈[10.9%]、OR:5.61)、高残存流量(例:hairline streakあり[66.7%] vs. 無し[24.1%]、OR:7.03)。
評価
患者を血栓除去センターへ転送しなければならないかどうかは一次的に重要な意思決定問題であり、rt-PAの有効性が画像特性で予測できるとしたここでの結論は、インパクトが大きい。


