アジア人AF患者へのリバーロキサバンの低用量使用は心筋梗塞リスク?
Effectiveness and Safety of Standard- and Low-Dose Rivaroxaban in Asians With Atrial Fibrillation
背景
アジアでは、心房細動(AF)患者へのリバーロキサバンは低用量(10mg/日)が使用されている場合も多いとみられるが、それでよいのか。台湾Taipei Medical UniversityのHuangらは、国民健康保険データベースを使用して、標準量(15または20mg/日)と低用量(10mg/日)のリバーロキサバンの有効性・安全性を比較した(n=6,558[低用量2,373、標準量4,185])。
結論
低用量リバーロキサバンでは、虚血性脳卒中・全身塞栓症・大量出血・非重大出血のリスクは高用量と同等だったが、心筋梗塞リスクが有意に高かった(HR:2.26)。
評価
非常に面白い結果だが、両群患者の臨床属性が同等でなかった可能性が高い、という観察研究特有の問題がある。特にアジア人でさらに検証すべき重要な仮説を生成した。


