AF患者へのDOACは心筋梗塞予防のためにもVKAに優る
Risk of Myocardial Infarction in Anticoagulated Patients With Atrial Fibrillation

カテゴリー
循環器
ジャーナル名
Journal of the American College of Cardiology
年月
July 2018
72
開始ページ
17

背景

心房細動(AF)患者への脳梗塞予防のための抗凝固治療でDOACがVKAに優るという見方が強くなっているが、心筋硬塞(MI)予防に関しては結論がない。デンマークAalborg UniversityのLeeらは、同国全国AF患者登録データに基づきこの問題を検討した(n=31,739)。

結論

抗凝固薬服用患者におけるMI発生の標準化1年リスクは、VKA1.6%、アピキサバン1.2%、ダビガトラン1.2%、リバーロキサバン1.1%であった。DOAC間に差がなかった一方、DOACとVKAの差は有意であった。

評価

主題化したRCTのない問題に対する最大の高信頼度観察研究である。脳梗塞に対するのと同様な考え方でよい、という方向に単純化された。

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取り上げる主なジャーナル(循環器)

Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)