心不全の評価のスタンダードはGLSに?
Global Longitudinal Strain to Predict Mortality in Patients With Acute Heart Failure

カテゴリー
循環器
ジャーナル名
Journal of the American College of Cardiology
年月
May 2018
71
開始ページ
1947

背景

心不全評価のゴールドスタンダードは左室駆出率(LVEF)だが、HFrEFの存在はその再検討を必要としている。韓国Seoul National University Bundang HospitalのParkらは、4,172名の急性心不全患者を対象として、Global Longitudinal Strain(GLS)の予後予測能を評価した。患者はLVEF<40%・LVEF 40%〜49%・LVEF≧50%、またGLS>12.6%・8.1%

結論

平均GLSは10.8%、平均LVEFは40%であった。GLS 1%増に対し死亡リスクは5%低下した。中等度(HR:1.31)・重度(HR:1.61)のGLS低下患者で死亡率が上昇した一方、LVEFは死亡率と関連していなかった。

評価

同指標の有用性が認知されてきており、4,000名の患者のLVEFとGLSを対比して最高8年フォローする、という最大の研究によりその価値を確立した。LVEFが補完的となる可能性もある。この研究は急性心不全例に関するもので、5年死亡率は非常に高かった(40%)。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)

Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)