修正Canadian C-spineルールで脊柱固定の必要性を決定できる
Implementation of the Modified Canadian C-Spine Rule by Paramedics
背景
Canadian C-spineルールは、頸椎画像診断を必要としない外傷患者の特定に有用だが、病院前環境で利用可能な項目に絞ることで脊柱固定の必要性を判断できるか?
カナダUniversity of OttawaのVaillancourtらは、フィールドでは適用不可能な2項目を削除・修正した修正Canadian C-spineルールを検証するため、脊椎損傷リスクがあり、グラスゴー・コーマ・スケールが15の成人連続患者(n=4,034)を前向登録し、救急隊員によって実施された修正Canadian C-spineルールの臨床的影響を評価した。
結論
平均年齢は43歳で、53.4%が女性であった。受傷機転は55.1%が自動車事故・転倒が23.9%であり、臨床的に重大な外傷は11件であった。これら外傷に対する救急隊員による分類は感度90.9%、特異度66.5%であった。救急隊員と責任医師の一致度はκ係数で0.94であった。修正Canadian C-spineルールは64.0%での患者で、固定の回避を可能にした。
評価
元は画像診断についての意思決定ツールであったものを応用することで、病院前救護での固定の必要性を判断可能にした。より安全で迅速な搬送に資する。


