アメリカ主要病院の70%がhs-cTnアッセイを未導入
Implementation of High-Sensitivity Cardiac Troponin Assays in the United States
背景
アメリカではhs-cTnアッセイの承認は2017までずれ込んだ。
Massachusetts General HospitalのMcCarthyらは、2019年1月1日〜2021年9月30日のNational Cardiovascular Data Registry Chest Pain-MI Registry参加550施設(n=251,000)のデータに基づき、同国のhs-cTnアッセイ導入動向を調査した。
結論
hs-cTnアッセイの導入は2019年第1四半期の3.3%から2021年第3四半期の32.6%に増加した。その使用は、NSTE-ACS患者においてUCG検査増と関連したが、低リスク胸痛患者においては関連しなかった。その使用はまた、低リスク患者ではCAG不使用と関連したが(aOR 0.73)、NSTE-ACS患者では関連しなかった。その使用と負荷試験・CTCA検査との間にも関連はなかった。NSTE-ACS患者では、hs-cTnの使用は再灌流治療実施や院内死亡と関連がなかった。その使用は、入院期間短縮と関連していた。
評価
2021AHA/ACCガイドラインは同検査を明確に「推奨」としたが(https://www.jacc.org/doi/10.1016/j.jacc.2021.07.052)、主要病院の70%で実施されていない。しかし、トレンドは急速に変わるとみられる。


