Harvard Chanがアメリカの各種「健康食」ガイドラインの有益性を保証

Healthy Eating Patterns and Risk of Total and Cause-Specific Mortality

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背景

アメリカで推奨される健康食ガイドラインと死亡率の関連は。
Harvard T.H. Chan School of Public HealthのHuらは、NHS参加女性（n=75,230）・HPFS参加男性（n=44,085）を対象として、健康食指数2015（HEI-2015）・地中海食スコア（AMED）・植物性食品指数（HPDI）・代替健康食指数（AHEI）スコアと全原因・原因特定死亡発生（人種民族・他リスク因子で層別化）との関連を検討した。

結論

追跡期間3,559,056人/年で、スコア最高4分位対最低4分位比の全原因死亡ハザード比（HR）は、HEI-2015 0.81・ AMED 0.82・HPDI 0.86・AHEI 0.80であった。全指数は有意に心血管疾患・癌・呼吸器系疾患の特定原因死亡とも負関連し、AMED/AHEIは神経変性疾患原因死亡と負関連した(HR 0.94/0.93）。これらの関連は、人種民族と関連しなかった。

評価

Harvard Chanらしい大規模長期フォローアップ研究で、多くの「健康食」の効果を確認した。本研究は2025〜2030年ガイドライン作成のベースとなる。ただし、脳卒中死亡に関しては、4ガイドラインともリスク低減と関連しなかった。