進行CKDではSTOP-ACEi?
Renin-Angiotensin System Inhibition in Advanced Chronic Kidney Disease
背景
進行慢性腎臓病(ACKD)患者では、レニン・アンジオテンシン系(RAS)阻害薬の使用中止が有益である、というデータがある。
イギリスHull University のBhandariら(STOP-ACEi)は、同患者411名(eGFR<30mL/分/1.73m2)を対象として、この仮説を検証するRCTを行った(対照:標準投薬の継続、3年)。一次アウトカムは、3年後のeGFRである。
結論
両群間に一次アウトカム差を認めなかった。
評価
RCTデータで継続を支持するものがある一方、1万人規模の観察研究が中止を支持しており(https://jasn.asnjournals.org/content/32/2/424)、ガイドラインが宙に浮いている懸案である。バランスを「止めてよい」に大きく傾けた試験で、著者らはこれ以上の大規模試験の企画は意味がないのでは、としている。


