進行心不全を専門緩和ケアに移す基準は
Criteria for Referral of Patients With Advanced Heart Failure for Specialized Palliative Care
背景
心不全患者を専門的緩和ケアに移すための基準は。
アメリカUniversity of Texas MD Anderson Cancer CenterのHuiらは、46名の国際的専門家に対するデルファイ調査を実施した。評価対象は34の疾患ベース、24のニーズベース、9の時間ベース基準である。70%以上の一致をコンセンサスと定義した。
結論
コンセンサスとなったのは25基準で、6群に分類された。「進行性/難治性心不全・併存疾患・合併症」(例:心カヘキシア・心腎症候群)、「高度心不全治療」(例:強心薬長期使用・心移植前)、「病院利用」、「予後予測」、「症状の負担/ストレス」、「意思決定/ソーシャルサポート」。
評価
コンセンサスの56%は疾患ベース、40%がニーズベースで、時間ベースは1.4%に過ぎなかった。緩和ケアではニーズベースの基準重視が必要で、客観的基準との統合のためには、さらなる検討が必要である。臨床研究に先立つ予備調査報告とみなされる。


