AFアブレーションは「simple is best」:DECAAFII
Effect of MRI-Guided Fibrosis Ablation vs Conventional Catheter Ablation on Atrial Arrhythmia Recurrence in Patients With Persistent Atrial Fibrillation: The DECAAF II Randomized Clinical Trial
背景
持続性心房細動(AF)のアブレーション治療の効果は、MRIガイド下で線維化病巣に追加アブレーションを行うことで改善できるか。
Tulane UniversityのMarroucheら(DECAAF II)は、843名の同患者を対象として、これを検証するRCTを行った。患者を肺静脈隔離術(PVI)+MRIガイド下心房線維化巣アブレーションとPVI単独に割り付けた。一次エンドポイントは、アブレーション後90日以後におけるにAF初再発までの時間である。一次安全性アウトカムは、アブレーション後30日以内における脳卒中・PV狭窄・出血・心不全・死亡イベントの一つ以上の発生である。
結論
両群に一次有効性エンドポイントの差を認めず、一次安全性アウトカムは介入群で多かった(2.2% vs. 0%)。介入群で2名が死亡し、第一例は手技関連の可能性があった。
評価
アウトカム改善を目指した手技の精緻化が裏目に出た、という皮肉な結果である。著者らは、「AFアブレーションは複雑になりすぎた。Simple ablations can effectively treat these patients instead of going for extensive ablation to treat fibrotic areas that we struggle to control」としている(https://news.tulane.edu/pr/global-afib-study-finds-simple-procedures-work-best)。


