ポップアップアラートがHF管理のガイドライン遵守をPROMPT
Electronic Alerts to Improve Heart Failure Therapy in Outpatient Practice: A Cluster Randomized Trial
背景
駆出率低下型心不全(HFrEF)患者の薬物療法でのガイドライン遵守(GDMT)は十分でない。
Yale School of MedicineのAhmadら(PROMPT-HF)は、同患者1,310名を対象に、GDMTを推奨する電子カルテ(EHR)アラートにより、GDMT遵守が改善されるかどうかを検証するクラスターRCTを行った(対照:通常ケア)。医療提供者には、患者属性に応じた GDMT 推奨事項を通知した。一次アウトカムは,無作為化後 30 日における処方GDMTクラス薬数の増加である。
結論
介入の一次アウトカム効果を認めた(アウトカム発生:26% vs. 19% [aRR:1.41])。GDMTクラス薬追加を1増させるために必要なアラート患者数は14人であった。アラートされた医療提供者の79%が、アラートがHFrEFの薬物治療の改善に有効であるとした。
評価
様々な複雑な方策が考えられてきたが、EHRにアラートがポップアップするだけ、という単純な方策の有効性が示された。ただし、アラートを受けた医師は、却下する場合には理由を示すことを要請される、という。あらゆる薬物治療のガイドライン遵守に汎化できる方策である。


