MSI-H子宮体がんにペムブロリズマブは有望:KEYNOTE-158試験から
Pembrolizumab in Patients With Microsatellite Instability-High Advanced Endometrial Cancer: Results From the KEYNOTE-158 Study
背景
KEYNOTE-158試験は、高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)・ミスマッチ修復欠損(dMMR)を伴う大腸がん以外の進行固形がん患者を対象に、ペムブロリズマブの有効性・安全性を評価するマルチコホートの第2相試験であった。アメリカOhio State University のO'Malleyらは、同試験のDコホート(子宮体がん)およびKコホート(非大腸がんMSI-H・dMMR固形がん)の治療歴を有する進行MSI-H・dMMR子宮体がん患者に対するペムブロリズマブの有効性・安全性結果を報告した(n=90)。
結論
20%が35サイクルの治療を完了し、58%は治療中止された。有効性解析集団(n=79)における客観的奏効率は48%、奏効持続期間は中央値未到達であった。無増悪生存期間は中央値13.1ヵ月、全生存期間は中央値未到達であった。治療患者の76%で治療関連有害事象が認められ、グレード3・4のものも12%発生した。致命的なイベントはなかった。
評価
ペムブロリズマブは、進行したMSI-H・dMMR子宮体がんで良好な抗腫瘍活性を示した。子宮体がんの1/4ほどがMSI-H・dMMRを伴うとされており、これらの患者に有望なオプションを提供する。


