水浸(ウォーターバス)法によるエコーで四肢の骨折を診断する
Sensitivity and specificity of waterbath ultrasound technique in comparison to the conventional methods in diagnosing extremity fractures
背景
四肢末端の超音波検査では、プローブの良好な接触が得にくい場合がある。インドAll India Institute of Medical SciencesのShrimalらは、レベル1外傷センター救急部門を受診した四肢遠位部骨折が疑われる患者に対し、患部を水につけてプローブを当てる水浸(Waterbath)法エコーを、救急医により実施、整形外科医・放射線科医の読影によるX線画像と比較した。
結論
骨折に対する水浸法の感度は97%、特異度は94%、陽性適中率は98%、陰性適中率は94%、陽性尤度比17.5、陰性尤度比0.03であった。また、診断精度は96%であった。
評価
超音波の医療応用の初期(50年代)には水槽に全身をつける方法が試みられるなど、古い歴史を持つ手法である。本研究は、ジェル法では十分な精度が得られない手・足先の骨折に対して非常に高い精度を持つことを示した。


