水浸(ウォーターバス)法によるエコーで四肢の骨折を診断する
Sensitivity and specificity of waterbath ultrasound technique in comparison to the conventional methods in diagnosing extremity fractures

カテゴリー
救急医療
ジャーナル名
The American Journal of Emergency Medicine
年月
March 2022
53
開始ページ
118

背景

四肢末端の超音波検査では、プローブの良好な接触が得にくい場合がある。インドAll India Institute of Medical SciencesのShrimalらは、レベル1外傷センター救急部門を受診した四肢遠位部骨折が疑われる患者に対し、患部を水につけてプローブを当てる水浸(Waterbath)法エコーを、救急医により実施、整形外科医・放射線科医の読影によるX線画像と比較した。

結論

骨折に対する水浸法の感度は97%、特異度は94%、陽性適中率は98%、陰性適中率は94%、陽性尤度比17.5、陰性尤度比0.03であった。また、診断精度は96%であった。

評価

超音波の医療応用の初期(50年代)には水槽に全身をつける方法が試みられるなど、古い歴史を持つ手法である。本研究は、ジェル法では十分な精度が得られない手・足先の骨折に対して非常に高い精度を持つことを示した。

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取り上げる主なジャーナル(救急医療)

The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Critical Care Medicine (Crit Care Med)、The New England Journal of Medicine (NEJM)