急性骨髄性白血病でのMRDと生存率の関連をメタアナリシス
Association of Measurable Residual Disease With Survival Outcomes in Patients With Acute Myeloid Leukemia: A Systematic Review and Meta-analysis
背景
微小残存病変(MRD)は慢性骨髄性白血病や急性リンパ性白血病などで生存アウトカムとの関連が示されているが、急性骨髄性白血病(AML)では。University of Texas MD Anderson Cancer CenterのShortらは、AML患者のMRDステータスと無病生存率期間(DFS)・全生存期間(OS)の関連を評価した臨床研究を同定し、メタアナリシスを実施した。
結論
81報の研究(報告患者11,151名)が含まれた。MRD陰性の、OSについてのハザード比は平均0.36、DFSについては0.37であった。5年DFSはMRD陰性患者で64%、MRD陽性患者では25%、5年OSはそれぞれ68%、34%と推定された。MRD陰性と生存アウトカムとの関連は、細胞遺伝学的解析と蛍光in situハイブリダイゼーション法により検出された場合を除き、すべてのサブグループで認められた。
評価
既存研究のメタ解析により、AMLにおいてもMRDステータスが堅固な予後予測因子であることを確認した。臨床試験における有効性エンドポイントとしても有用だろう。


