Unfavorableなホジキンリンパ腫にニボルマブ+AVD療法:第2相NIVAHL試験
Efficacy of Nivolumab and AVD in Early-Stage Unfavorable Classic Hodgkin Lymphoma: The Randomized Phase 2 German Hodgkin Study Group NIVAHL Trial
背景
ニボルマブは再発・難治性の古典的ホジキンリンパ腫(cHL)で高い奏効率を示しているが、初回治療でのエビデンスは十分ではない。ドイツUniversity of CologneのBrockelmannらは、限局期unfavorable古典的ホジキンリンパ腫患者を、ニボルマブとドキソルビシン・ビンブラスチン・ダカルバジン(AVD)の同時治療(N-AVD)またはニボルマブ・N-AVD・AVD・放射線治療の連続治療のいずれかに割り付ける第2相ランダム化比較試験NIVAHLを実施した(n=109)。
結論
N-AVD同時治療群の2サイクル終了時、または連続治療群のニボルマブ終了時での中間解析では、それぞれ100%、96%で客観的奏功が認められ、87%、51%が完全寛解であった。治療終了後の完全寛解率は同時治療群90%、連続治療群94%であった。12ヵ月無増悪生存率はそれぞれ100%、98%であった。
評価
ニボルマブベースの治療は、進行期cHLと同様、限局期でも高い有効性を示した。将来的には毒性の高い化学療法・放射線治療の軽減をもたらすことが期待される。


