治療抵抗性mCRPCへのペムブロリズマブ、奏効は限定的:第2相KEYNOTE-199試験
Pembrolizumab for Treatment-Refractory Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer: Multicohort, Open-Label Phase II KEYNOTE-199 Study
背景
免疫チェックポイント阻害薬ペムブロリズマブは、PD-L1陽性の転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)で抗腫瘍活性を示している。Johns Hopkins Sidney Kimmel Comprehensive Cancer CenterのAntonarakisらは、ドセタキセルベース化学療法後のmCRPC患者を登録した第2相KEYNOTE-199試験の3コホートから、ペムブロリズマブの活性・安全性を評価した(n=258)。
結論
客観的奏効率は、PD-L1陽性のコホート1で5%、PD-L1陰性のコホート2で3%であった。病勢コントロール率は、コホート1で10%、コホート2で9%、骨転移患者のコホート3では22%であった。全生存期間の中央値は、それぞれ9.5ヵ月、7.9ヵ月、14.1ヵ月であった。
評価
前立腺がんは免疫療法の効果を得にくいとされており、本試験でも奏効は20人に一人という限定的なものであった。ただ、奏効患者では奏効が長期に持続しており、患者選択が可能であれば活路が見いだせるかもしれない。


