進行肺がんでのペムブロリズマブ単剤療法、2割が五年生存:KEYNOTE-001試験の長期結果
Five-Year Overall Survival for Patients With Advanced Non-Small-Cell Lung Cancer Treated With Pembrolizumab: Results From the Phase I KEYNOTE-001 Study
背景
KEYNOTE-001試験は、進行した非小細胞肺がん(NSCLC)患者におけるペムブロリズマブ単剤療法の活性を初めて実証した第1相試験である。University of California, Los AngelesのGaronらは、同試験における5年アウトカムを報告した(前治療歴なし:n=101、治療歴あり:n=449)。
結論
フォローアップ期間中央値60.6ヵ月で、全生存期間の中央値は前治療なし患者で22.3ヵ月、治療歴あり患者では10.5ヵ月であり、推定5年生存率はそれぞれ23.2%、15.5%であった。PD-L1高発現(50%以上)の患者に限った5年生存率は29.6%、25.0%であった。3年目の解析から新たに生じた治療関連有害事象は、グレード3が3件のみであった。
評価
一次治療ではKEYNOTE-024試験、KEYNOTE-189試験によって、二次治療ではKEYNOTE-010試験によって標準治療として確立されているペムブロリズマブだが、PD-L1高発現患者では1/4が5年生存と、長期にわたって有効性が持続することを確認した。


