進行メラノーマでのダブラフェニブ・トラメチニブの効果は長期的:COMBI-v・COMBI-d試験の5年結果
Five-Year Outcomes with Dabrafenib plus Trametinib in Metastatic Melanoma
背景
BRAF V600E/K変異を有する進行悪性黒色腫患者での、BRAF阻害剤ダブラフェニブ・MEK阻害薬トラメチニブの併用治療は複数のランダム化比較試験で検証されており、初回治療でベムラフェニブと比較したCOMBI-v試験(n=704)、ダブラフェニブ単独と比較したCOMBI-d試験(n=423)とも全生存期間の延長を示している。フランスInstitut Gustave RoussyのRobertらは、両試験でダブラフェニブ・トラメチニブ併用群に割り付けられた患者での生存期間解析を行った(n=563)。
結論
4年無増悪生存率は21%、5年無増悪生存率は19%であった。また4年全生存率は37%、5年全生存率は34%であった。完全奏効は19%の患者でみられ、その全生存率は71%であった。
評価
BRAF・MEK二重阻害が、患者の1/3で長期的な生存をもたらすことを示した。免疫チェックポイント阻害と標的療法、どちらを初回治療として行うのかは今後検討されていくことになる。


